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大谷菜美ちゃんに送ったメール4(おおたになみちゃんにおくっためーる、よん) わかりました。 ちょっとずつ捻くれて行きます。 ○○するって言ったら泣くの? ○○する○○する○○する○○する ○○する○○する○○する○○する。 菜美ちゃんの気持ち分かるよ・・・。 独占欲強いでしょ? 俺だって、付き合っても無いのに嫉妬してた経験有るしわかるよ。 やっぱ、自分に好意を持ってくれる人には、 自分が好意は無くても浮気?とかして欲しく無いモノだよね・・・。 だから駄目駄目じゃないよ。当たり前の事。 それに、嫉妬されるってのは嬉しいよ・・・。 うん。俺の前では我侭で自分勝手で良いと思うよ。 だから、経験上、 =これからの事 って決め付けるの?は早計だよ。 いざこざが起きるかどうかは双方の努力次第でしょ。 今までがそうだったからってこれからもそうだって決め付けてると、 いつまで経っても成長しないよ・・・。進めないよ。 でも良いよ。要するに奇麗事並べて、「付き合いたく無い」って事だよね。 仲良くメールしたり、ね・・・。 嫌じゃないけど・・・、 俺が我慢出来なくなって求めたら、どうする??? 俺は愛を求めちゃうよ・・・(『愛を探して』だし。???)。 うーん・・・。無いね・・・。 いや、勿論小学校の時にクラスメイトに初恋した。とかは有るよ? けど、成人してから、てか落ち着いてから、モチついてから・・・は、無いねー・・・。 wwww やっぱ勘違いしてるのか。 ○○=○○○ だよwwww。 そうだね・・・。メールしたり、色々ね・・・。 SENSE用語辞典
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にゃんにゃんにゃんこのにゃんコレクション 【にゃんにゃんにゃんこのにゃんこれくしょん】 ジャンル テーブル コレクションゲーム 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売元 エム・ティー・オー 発売日 2005年3月24日 価格 4,179円(税込) 判定 なし ポイント にゃんにゃんにゃんこのゲーム化総計356枚のキャラクターカードを収録ゲームそのものは今一つ面白くない サンエックスキャラクターゲームリンク 概要 主なモード 主なルール メインモードのルール ミニゲームのルール 評価点 問題点 総評 その後の展開 概要 1999年にてサンエックスキャラクターとして登場し、多くの猫好きを萌えさせたものまね大好き猫「にゃんにゃんにゃんこ」を題材としたゲームボーイアドバンス用ゲームにあたる。 にゃんこ村を舞台に、様々なステージを選んでプレイしていくのが目的となる。 ゲームとしては一人プレイ専用。キャラクターカードの交換を行う際のみにワイヤレスを使った二人通信が可能。 主なモード ゲームであそぶ 本作のメインモードにあたる。 にゃんこ村の様々なステージにて、キャラクターカードを入手したりゴールを目指すなどしてゲームを進めていく。 ものまねアルバム メインモード内のにゃんこ村の各ステージで入手したキャラクターカードが鑑賞できるモード。 キャラクターカード鑑賞以外にも、エンディング鑑賞(メインをクリアする必要あり)とBGM鑑賞も可能。 おまけ メインモード内のにゃんこ村の各ステージで発生したクイズやミニゲームを単独でプレイできるモード。 他にも環境が整っていればGBAワイヤレス通信にてお互いが所持しているキャラクターカードの交換ができる。 交換するにはGBA本体と本ソフトが2つづつ必要となる。 交換できるカードは「ノーマル」と「ぷちレア」のみとなっており、「スペシャル」のカードの交換はできない。 交換と銘打ってはいるが、実際のところは交換した側のカードはなくならず、お互いがノーリスクで同じカードを所持できる親切仕様となっている。 主なルール メインモードのルール 「ゲームであそぶ」を選ぶとにゃんこ村MAP画面に移項する。 にゃんこ村には全部で12のステージがあり、好きなステージを自由に選択してプレイしていく。 各ステージは何度でも選択してプレイ可能であり、クリアしたからといって二度とプレイできないという事態は一切ない。 にゃんこ村の全ステージ、及びキャラクターカードの枚数を下記に示す。なお、「N」「P」「S」とは左から「ノーマルカード」「ぷちレアカード」「スペシャルカード」の略称である。下記のステージ以外にも「にゃんこ駅」という選択場所があるが、これを選んでもタイトル画面に戻るだけでステージの類ではない。 ステージの名前 N P S にゃんこ茶屋 18 4 1 にゃんこカフェ 20 5 3 にゃんこ休み 15 5 2 にゃんこ飯店 23 5 1 にゃんこレストラン 21 5 1 にゃんこまつり 18 4 1 にゃんこ温泉 28 7 1 にゃんこ神社 1 3 1 にゃんこバーガー 30 5 1 駄菓子屋にゃんこ 43 5 1 にゃんこパーティー 19 3 1 にゃんこマーケット 48 6 1 にゃんこを操ってステージを歩き周り、ゴールを目指すのが大方の目標となる。 各ステージはすべてすごろく方式での移動となっており、サイコロを回しながらマスを進めていく。 サイコロの出目は1~6まであり、出目の出方は完全に運になっている。一人プレイ専用なのでステージを終えるまで黙々と一人ルーレットを回していく事になる。 マスの進み目は所々に分岐がされているが、どう進もうがゴールは固定となっている。また、進み方によっては同じマスに何度でも止まる事が可能。 特にゲームオーバーになる様な条件は存在せず、プレイ内容に関係なくいつかはゴールにたどり着ける様になっている。 マスの種類は以下のものがある。 出目の途中でも強制的にストップとなるマス。 「じゃんけんマス」…相手にゃんことのじゃんけん勝負となる。じゃんけんするにはコバンが必要。 「ミニゲームマス」…ミニゲームが発生する。何のミニゲームなのかはランダム。 「ブックショップ」…様々な本をコバンと引き換えに購入し読む事ができる。 「アイテムカードショップ」…様々なアイテムカードをコバンと引き換えに購入できる。また、所持しているアイテムカードを売却できる。 「ゴールマス」…ここに止まればステージクリア。但し、クリア条件を満たしていない状態で止まると、クリアできないままにステージ内を再び移動する事になる(下記)。 通常通りのストップとなるマス。 「ノーマルマス」…何の効果もない。 「スタートマス」…ここからステージが開始される。マスそのものの効果は何もなし。 「一方通行マス」…後戻りができなくなる。マスそのものの効果は何もなし。 「インフォメーションマス」…何かの情報が得られる。 「コバンUPマス」…特定量の所持コバンが増える。 「コバンDOWNマス」…特定量の所持コバンが減る。 「ポイントUPマス」…特定量の所持にゃんこポイントが増える。 「ポイントDOWNマス」…特定量の所持にゃんこポイントが減る。 「アイテムカードマス」…アイテムカードが1枚貰える。何のカードなのかはランダム。 「ルーレットマス」…ルーレットが発生し何かの効果が起こる。 「クイズマス」…クイズが発生する。 「イベントマス」…イベントが発生し、イベントポイントが1つ貰える。 その他のマス情報。 すべてのマスを通り過ぎる度にコバンが1枚づつ増えるボーナスがある。 UPマスとDOWNマスには通常のものの他に、サイコロの目が付いているものがある。これに止まるとサイコロを2~3個振り、その総計数のコバンかにゃんこポイントが増減する。 ステージによっては「通行禁止」の立て札が表示されたマスがある。これには一切の停止はできず、他のマスへの迂回を余儀なくされる。 各ステージのゴールマスでゴール(クリア)するには、ゴール前に以下の3つの条件を満たす必要がある。 「にゃんこポイント」 ポイントUPマスなどで入手できる「にゃんこポイント」を特定数溜める事がクリア条件の1つとなる。 「イベントポイント」 イベントマスで入手できる「イベントポイント」を3つ溜める事がクリア条件の1つとなる。 「とくしゅじょうけんポイント」 プレイするステージによっては「じゃんけんに○回挑もう」「マスを○○マス進もう」という条件が1つだけあり、それを満たす事でポイントが溜まっていく。それを特定数溜める事がクリア条件の1つとなる。 このゲームにおけるステータス画面は以下のものがある。 「コバン」…所持しているコバンの枚数。ショップマスなどで商品を購入したり、じゃんけんマスの勝負を受けるのに必要なもの。 入手方法は「マスを通過/ストップする度貰える」「コバンUPマスに止まる」などの方法がある。 「にゃんこポイント」…所持しているにゃんこポイントの数。クリア条件に必要なもの。 入手方法は「ポイントUPマスに止まる」「ミニゲームマスのミニゲームをクリアする」などの方法ある。 「イベントポイント」…所持しているおはなしイベントポイントの数。クリア条件に必要なもの。 入手方法は「イベントマスに止まる」のみで、それ以外の入手方法はない。 「とくしゅじょうけんポイント」…詳細は上記にて。クリア条件に必要なもの。 入手方法はそのステージによって異なるので割愛。 「所持アイテムカード」…所持しているアイテムカードの内容。 入手方法は「アイテムカードショップでカードを購入する」「アイテムカードマスに止まる」といった方法がある。 アイテムカードについて。 名称がキャラクターカードと似ているが、それとは全く無関係のカードである。 アイテムカードを所持していればサイコロをふる前に使用するカードを消費し、様々な恩威を受ける事ができる。 アイテムカードは最大で6枚しか所持できない。また、全く同じ効果のカードでも別のカードとしてカウントされるので、必ず6枚きっかりしか持てない。 アイテムカードの種類は以下のものがある。 「数字カード」…1~6の数字が書かれたカード。使用すると数字分のマスが進める。 「効果倍増カード」…このカードを使用すると、その先に止まったUPマス、DOWNマスなどの効果が倍増する。 「サイコロ倍増カード」…このカードを使用すると、サイコロを振る数が倍増する。 「効果なしカード」…このカードを使用すると、その先に止まったマスの効果を無効にする。 「ランダムカード」…何が起こるか分からないカード。 「キャラクターカード入手カード」…ランダムで何かのキャラクターカードが入手できる。 キャラクターカードの分類と入手方法。 キャラクターカードには以下の3つの分類がある。以下詳細。 「ノーマル」…にゃんこの絵柄だけが表示されたカード。 「ぷちレア」…にゃんこの絵柄と解説が表示されたカード。 「スペシャル」…にゃんこの絵柄と解説が表示され、専用のアニメーションが用意されているカード。 キャラクターカードは以下の方法で入手可能となる。なお、カードは一部例外を除けばそのステージ内専用のものしか入手できない。 じゃんけんマスに止まってじゃんけんに勝利する。このマスではダブりカード(入手失敗)(*1)を引いてしまう場合もある。 ミニゲームマスに止まってミニゲームをクリアする。 クイズマスに止まって全3問出題される○×クイズを2問以上正解する。 ステージ内のイベントマスに3回止まる。 所持カードの「キャラクターカード入手カード」を使用する。このカードではダブりカード(入手失敗)を引いてしまう場合もある。 そのステージをゴールする。スペシャルカードはこの方法でしか入手できない。 メニューの「おまけ」にて相手プレイヤーとGBAワイヤレス通信でカードを交換する。 エンディングとキャラクターカード制覇に関して。 12のステージをすべてゴールすればエンディングとなる。どのステージもゴールさえすればいいので、さほど手間がかからないと思われる。 エンディング発生後は、メニューの「ものまねアルバム」でエンディングが自由に鑑賞可能となる。 キャラクターカードすべてをコンプリートするとお祝いのメッセージが表示される(それ以外の特典はなし)。 ミニゲームのルール メインモードで発生するミニゲームの詳細は以下の通り。 メイン以外でもメニューの「おまけ」でミニゲームは自由にプレイ可能となっている。 各ミニゲームは「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「とてもむずかしい」の4つの難易度が用意され、自由に選択が可能。 なお、どの難易度でクリアしても特にこれといった優遇的な見返りはない。 + ミニゲームの内容 「にゃんこのまちがいさがし」 画面左側と右側に同じイラストが表示されるので、その中から間違いを場所をすべて当てていく。 間違いを当てるとそこに○印が付く。無関係な場所を当てると微小のタイムロス。 十字ボタンでカーソルの移動。Aボタンで間違い場所を当てる。 制限時間以内に指定数の間違いをすべて当てればクリアとなる。 「にゃんこのカードあわせ」 12枚の裏返しカードが表示されるので、同じペアの絵柄カードを当てていく。 十字ボタンでカード選択。Aボタンでカードをめくる。 許容ミス回数があり、それがなくなるとクリア失敗。許容ミス回数尽きずにすべてのカードをめくるとクリア。 「にゃんこのえあわせパズル」 3 × 3のスライドパネルがシャッフルされるので、それを元の形に戻していく。 十字ボタンでパネルの選択。Aボタンでパネルの移動。 制限時間があり、それがなくなるとクリア失敗。制限時間が尽きずに元の形に戻せばクリア。 「にゃんこのスイカわり」 目隠ししたにゃんこが左から右へと移動する。右側にいるスイカにゃんこに向かって目隠しにゃんこを導いていく。 十字ボタン上下で目隠しにゃんこをボタンの方向に進ませる。但し、目隠しにゃんこはふらふら状態なのですぐにその方向に進んでくれるとは限らない。 目隠しにゃんこがスイカにゃんこに近づいてスイカ割りをすればクリアとなる。 「にゃんこのオーダーパニック」 にゃんこ客が様々なオーダーを頼むので、そのオーダー通りの商品を店員にゃんこに指示していく。 画面下に商品に対応した操作が表記されているので、対応操作をして商品を渡していく。間違った商品を渡したり、一定時間経っても商品を渡せないとにゃんこ客が帰ってしまいタイムロス。 制限時間以内に指定ノルマ分の商品をすべてにゃんこ客に渡せばクリアとなる。 「にゃんこのにゃがしそうめんすくい」 流しそうめんからにゃんこが流れていくのでそれを手桶でキャッチしてタライに入れていく。 手桶は3匹までしか入れられず、4匹以上入れてしまうと手桶がひっくり返ってタイムロスな上に、落っことしたにゃんこ分の指定ノルマ数が増加してしまうペナルティ。 時折「緑色のにゃんこ」が流れてくる場合がある。緑にゃんこは2匹分の重さがあり、それを考慮して手桶をキャッチしなければならない。 十字ボタン左で流しそうめんを手桶を待機させる。右で手桶をタライ側に移動させ、Aボタンでタライににゃんこを入れる。 制限時間以内に指定ノルマ分のにゃんこをタライに入れればクリアとなる。 評価点 にゃんにゃんにゃんこの可愛いらしさがたっぷりと詰まっている。 このゲームにおける8割以上の評価点はこれに一点集中しているといっても過言ではないだろう。 にゃんこ達の可愛さがこれでもかという位に再現されており、「にゃんにゃんにゃんこのキャラゲー」としては申し分なき出来であろう。 ゲーム内に登場するにゃんこの種類は豊富であり、にゃんこファンならばにゃんこ達を眺めているだけでも2828してしまう事は請け合いである。 キャラクターカードは総計356枚もあり、それをゲットするのが楽しい。にゃんこファンにとってはカードをコンプリートして2828しっぱなしになればいいさ。 上質なテンポ感。 余計な演出は一切なく、さっぱりとゲームが進行する軽快さを持っているのは嬉しい。 操作性も万能で複雑なものは一切なく、ゲーム内に操作などの説明がなされる為に説明書なしでもすぐに入り込める。 そしてエム・ティー・オー製の例に漏れず説明書自身も丁寧に作られているというこだわり様。 問題点 純粋にゲームとしてみると面白みが薄い。 このゲームの要は「サイコロ振ってカード集めてゴールを目指す」だけであり、それ以外に何が楽しいのかといわれると答え様がない…。 どのステージも似たようなマスで構造され、淡々と一人すごろくするだけなので即効でマンネリ感を覚えてしまい、平たくいえば作業感だけが非常に強いゲームでしかない。 ミニゲームはたったの6種類しかなく、違うステージで同じものが平然と使い回される。 ジャンケンは当然ながらただの運ゲーであり、クイズは同じ問題被りまくりですぐに覚え回答と化す。 ただサイコロ振っているだけでもいつかはゴールに着くので、アイテムカードは無理に使う必要もなく戦略味は皆無。 さらにはすごろく方式なので、いざという時に止まりたいマスにたどり着きにくいというジャンル上の問題まである。 …と、このゲームにおけるゲーム性に関しては負の印象しか思いつかない。 すなわち、にゃんこ達に出会いキャラクターカードを集めるという目標に楽しみを見出せなければ、はっきりいって駄作以下の作品という事になる。 ステージが用意されていないにゃんこ村の施設。 ゲーム内のにゃんこ村MAPにはステージとして選べるもの以外にも、「にゃんこ城」「にゃんこ湖」「にゃんこ山」といった絵が表示されているのだが、これらはただの飾りで何もない。 特ににゃんこ城に関してはかなり目立つ場所に表示されているだけにステージが用意されていないのは少々腑に落ちないところ。 また、「にゃんこ駅」がタイトル画面に戻るだけの存在でしかないのも残念。原作ではいっぱい名物にゃんこがいる施設なんだが…。 総評 「にゃんにゃんにゃんこのキャラゲー」としては非常に上質な作品だが、「1つのゲーム」としては早い段階から飽きてくる恐れが強い。その辺はファンソフトとして割り切るしかない模様。 その後の展開 本作の約1年後にリリースされたニンテンドーDSソフト『サンエックスランド テーマパークであそぼう!は、本作のすごろく形式のゲーム性をベースにして、キャラゲー度の強化が図られている。 しかし、元である本作が今一つ面白くないので、こっちも本作と似たような評価に留まっている。
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日本テレビ系列 日本テレビ ローカルセールス ふくしま未来ストーリー @FCT福島中央テレビ + ... 共通事項 全社絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー 東洋システム株式会社 2021年11月27日 ♯6(再)2021年12月25日(再)2022年1月8日 0’30”…東洋システム株式会社
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539 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 06 51 11.17 ID dE6r4px5O ゆうやけりっちゃんにっき りつママ「ほらー律、朝よ起きなさい!学校に遅れるよ!」ユサユサ りつ「ムニャムニャ~あと五分~」 りつママ「えーい起きろっ!あんた今日から小3でしょ!」ガバァ! りつ「うわぁ!ふとんとらないでよぉ!(ピンポーン)お?」 りつママ「誰かしら…あら澪ちゃんじゃない!いつも大変ねぇ」 りつママ「ほら、さっさと着替えてご飯食べる!相手はしておくから!」パタパタ… りつ「ふぁ…はぁ~い…」ヌギヌギ 541 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 06 58 33.25 ID dE6r4px5O ♪♪♪♪数分後♪♪♪♪ みお「りつおそいなぁ…なにしてるのかな」 りつママ「もうちょっと待ってあげてね、今ご飯食べてるところだから」 ガラガラ りつ「ふぅ~食った食った~…おはようみおちゃん!遅れてごめん!」 りつママ「…あんた、顔洗ってないでしょ?」 りつ「ギクッ!…さ、さぁ~いこうぜみおちゃん!」グッ スタスタ みお「あ、ちょっとりつ!…おばさんまたね~!」ブンブン りつママ「今日も律をよろしくねー、澪ちゃん」フリフリ 542 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 07 06 45.29 ID dE6r4px5O りつ「…ふぅ~毎日ママがうるさくてこまっちゃうよ」 みお「それはりつがちゃんとしないからじゃ…だいたいねぇ」 りつ「う~みおちゃんもうちのママみたいになってきちゃって…」ヒックヒック みお「ほらほら泣き真似しない!りつのことならおみとおしなんだから!」 りつ「…ちぇ。ばれたか~」ペロッ みお「かわいくごまかしたつもりでも駄目だからね!…っと、学校が近づいてきたぞ」 りつ「何組になるかな~、同じならいいなぁ」ルンルン みお「うん、そうだね!」 543 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 07 18 55.74 ID dE6r4px5O ♪♪♪♪体育館♪♪♪♪ 校長「みんな、進級おめでとう!今まで一年だった子は今日からおにいさんおねえさんになります!二年だった子は~」 りつ「う~…校長先生の話長~い」ウズウズ みお「まぁしかたないよ、我慢しよう」 りつ「でもおなじクラスでよかったね!仲良くしよう!」 みお「こちらこそ!…そう言えば先生は誰なんだろうな…」 りつ「新しい先生ならいいなぁ…麦茶先生は面白いけどピアノひけないから、いつもクラスの誰かにやらせてたし…」 みお「りつがやらされた日は本当に音楽の授業が駄目だったからなぁ…」 りつ「だってぇ~ピアノ好きじゃないんだもん~」 校長「…田井中さんと秋山さん、おしゃべりしない~」 りつ「うぇっ!?…み、みおのせいで怒られたぞ!」 みお「なにをいうんだ、それならりつのほうが…」 アハハハハハハハ… 544 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 07 31 18.92 ID dE6r4px5O 校長「…では、私の話はここで終わります。各学年の担当の先生についていってください」 りつ「やっと終わったかぁ…さて、三組の先生は誰かな誰かな?」ガタガタ みお「…お?麦茶先生は二組みたい…」 りつ「音楽でピアノひかされる奴かわいそうだなぁ~プクク」 みお「ピアノがつらいのはりつと男子だけじゃ…お、きたぞ」 こまけえことはいい人「はーい、三組のみんなはこっちだよ~ほら立って立って」 りつ「おお…こまけえことはいい人先生か…名前長いからこまちゃんって呼ぼう」 みお「…あの先生もピアノできないって聞いた気が…」 りつ「うえっ!?やだなぁ…」テクテク みお「まぁ、がんばればいいじゃない」テクテク 545 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 07 41 24.67 ID dE6r4px5O こまちゃん「みんな、今日から三年生おめでとう」 こまちゃん「今日からみんなと一緒に勉強するこまけえことはいい人です、よろしくね」 こまちゃん「じゃあまず、班分けをしますので、くじを引きに来てね」ガサガサ みお「くじ引きかぁ…じゃあ私いってくるね」スタスタ りつ「まさか席も決めてなかったなんてな…面白いからいいけど~」 ♪♪♪♪数分後♪♪♪♪ みお「…で、りつは何班だった?私は二班」 りつ「ん~…お、私もだよ」ピラッ みお「お~、やったやった!」 りつ「うんうん!じゃあ席に座ろうぜ!」 616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/15(月) 17 30 39.54 ID dE6r4px5O りつ「さて、あとはプリントもらって終わりかな」 みお「だといいなぁ。早く家に帰って遊びたいなぁ」 こまちゃん「ほーら時間割だよー」バサッ りつ「ほーい、はいみおちゃん」クル ピラッ みお「ありがとう」クル ピラッ ♪♪♪♪数時間後♪♪♪♪ こまちゃん「…ってことで、HR終わりまーす。じゃあ終礼は…秋山頼むな」 みお「きりーつ、れいー。…せんせーさよーならー」 りつ「やっと終わった!みおちゃんうち来る?」 みお「いいねぇ、何やるの?」 りつ「いつも通りままごとでいいじゃない!澪ちゃんママ役で私がペットの犬役な!」 みお「な…なんでやねん」ズビシ りつ「ははは、みおちゃんの恥ずかしがり屋は変わんないなー」キャッキャッ みお「う…うるさいっ」ポカポカ りつ「やめてよwよーしいこうか!」グイッ 618 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 17 42 40.40 ID dE6r4px5O ♪♪♪♪律の家♪♪♪♪ りつ「おかーさんただいまー!ほらみおちゃん、あがってあがって」 みお「お、おじゃましまーす…」オズオズ りつママ「あらいらっしゃいみおちゃん!あとでお菓子あげるわね」 りつ「わーい!今日は何?今日は何?」 りつママ「あんたは先にプリント出しなさい」ペチッ りつ「あたっ…ちぇー」ピラ りつママ「よしよしその調子!あとは手も洗ってきてね♪」 りつ「ええー!いいじゃんそんなの!」 みお「まぁまぁ…手を洗いに行くよりつ」クイクイ りつママ「あらあら、澪ちゃんはよくできた子ね!奮発してあげる!」 りつ「ケチー!お前のかーちゃんでべそー!」 りつママ「…律、あとで覚えてな…!」ゴゴゴゴ りつ「ひゃー!かーちゃんごめん!つい出来心で!」ワタワタ みお「今回のはりつがわるい」 りつ「うう…もういい家出してやるー」ガラガラ ピシャン 619 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 17 47 02.68 ID dE6r4px5O みお「りつ!?おばさんりつが!」アタフタ りつママ「まぁ気にしなくていいわよ、あの子のは家出という名のかくれんぼだから!ほらいっといで」ポンポン みお「ほんと?ほんとに?じゃあ探しに行ってくる!りーっちゃーん!もーいーかーい!」ダッ りつママ「うふふ、子供は元気でいいなぁ!…さて、晩ご飯の準備するかな」スタスタ 620 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 17 56 51.23 ID dE6r4px5O みお「えーっと、りつがいそうなところ…空き地のどかんの中かな?」 みお「でもあそこはいつも吠えてくる犬がいて怖いからなぁ…」ブルブル みお「…近くの駄菓子屋で遊んでたりして」テクテク ♪♪♪♪駄菓子屋♪♪♪♪ みお「おばあちゃーん、りついるー?」カラカラ おばあちゃん「おやいらっしゃいみおちゃん。りっちゃんならいるよぉ」 りつ「あー!言わないでよおばあちゃん!」バッ! みお「わーい!りつみーつけた!次りつが鬼ね!」 りつ「うう…ちっくしょー!じゃあ十数えるまでに隠れろよー!いーち!にーい!」 キャーッキャーッ りつ「……じゅう!よーしまってろよみおーっ!」タッタッタッ おばあちゃん「…おやおや、家出するんじゃなかったのかいあの子…いつも通りだねぇ」ホッホッ 622 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 18 16 04.26 ID dE6r4px5O ♪♪♪♪数分後♪♪♪♪ りつ「ここかなっ!?あれ!?いない!じゃあどこだ!?」 りつ「…まさか禁じ手の自分の家とかじゃ…?」 りつ「じゃあやる価値ないや、暗くなってきたし帰るかぁ」テクテク ♪♪♪♪そのころ♪♪♪♪ みお「りつの奴、まだかなぁ…駄菓子屋近くの公園にいるのに」 ギャアッ ギャアッ みお「うぅ…なんかこわいよぉ」ビクビク みお「…おなかすいた」クゥ 623 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 18 25 15.86 ID dE6r4px5O りつ「ただいまー」ガラガラ バンッ りつママ「あ、やっぱり帰ってきたw家出するんじゃなかったっけ~?」ニヤニヤ りつ「ち、ちがうもん!かくれんぼしにいっただけだもん!」 りつママ「ほんとかなー?(ニマニマ)…そういえばみおちゃんは?」 りつ「ん~…たぶん禁じ手使ったと思うよ~ 途中で見つかって鬼になってから見つからないから帰ってきちゃった」 りつママ「…おいおい、ほんとか?もっとしっかりさがしてきなさいよ」 プルルルル プルルルル りつママ「はーいもしもしー田井中でーす」 みおママ「あの…うちの澪きてます?」 りつママ「…だってさ」 りつママ「さがしてきなさーーーい!」 りつ「は、はぁーい!」 625 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 18 42 39.92 ID dE6r4px5O りつ「ちっくしょーみおの奴ー!」 りつ「とりあえず駄菓子屋行くか!あそこのおばあちゃんは何でも知ってるし!」 ♪♪♪♪駄菓子屋♪♪♪♪ りつ「おばあちゃーん!みおちゃんいるー!?」 おばあちゃん「ううん、いないよ…どうしてだい?」 りつ「ううん、なんでもないよ!見たら教えてねー!」タッタッ おばあちゃん「見つからなかったら戻ってくるんだよー!」 おばあちゃん「…あれでいいのかい、澪ちゃん?」 みお「うん、いいの!りつならきっとまたここに来るもん!」 おばあちゃん「それまで遊んであげようってわけかい、いたずら好きだね澪ちゃん」ホッホッ おばあちゃん「じゃあお母さんにも連絡しときな、はい電話」 626 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 18 50 21.58 ID dE6r4px5O りつ「みおー!みおー!」 りつ「くそっどこいったんだよー!駄菓子屋近くの公園にもいないなんて…」 ギャア ギャア りつ「びっくぅ!…何だ、カラスかよ脅かしやがって…」フゥ りつ「まぁそれよりみおちゃんだ!みおーっ!いたらへんじしろーっ!」 ♪♪♪♪数分後♪♪♪♪ りつ「おいなんだよ…何でどこにもいないんだよ…」 りつ「まさか、ゆーかいされたんじゃ…?…おばあちゃんのところに戻っておまわりさんに連絡してもらわなくちゃ!」ダッ 627 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 18 56 49.06 ID dE6r4px5O ♪♪♪♪駄菓子屋♪♪♪♪ りつ「おばあちゃーん!みお…が…っていたーっ!」 りつ「何のんきにご飯食べてんだよー!心配したんだぞ!もう!」 みお「ごめんね、ちょっといじわるしちゃった」 りつ「なぁにぃ~?みおきっさま~!」ムギュウモギュウ みお「ふぶっもぎゅぅっ、ほっぺたモニモニしないでぇっ」ブニュゥブチュッ おばあちゃん「ホッホッ、みおちゃんも見つかったことだし、早く家に帰りな?」 りつ「うん、ありがとうおばあちゃん!また明日ー!」タッタッ 628 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/15(月) 19 02 01.55 ID dE6r4px5O しがつ○にち はれ きょうからさんねんせいになりました。 あたらしいせんせいはこまけえことはいい人先生です。 また、ピアノをひかされたりしないかな…麦茶先生の音楽の時間はきらいだったよ。 でもたのしかったし、まぁいいかな! おうちにかえって、みおちゃんとかくれんぼしました。 ずっとみつからなくてたいへんだったけど、たのしかったです。 こんど、わたしもやろうかな。でもみおちゃん、こわがりだからなぁ… おわり
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クロちゃんネタ001 元ネタ肉○器 スレ12より クロちゃんネタ002 元ネタ冒険者の店 スレ24より クロちゃんネタ003 元ネタ千早神牙 スレ47より クロちゃんネタ004 元ネタ覇王Rマスタリング スレ58より
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368 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/14(月) 02 12 17.40 ID Jh2ozo/PO 唯「むぎちゃ!」 憂「お姉ちゃん お粗末様」 唯「御馳走様でした やっぱり憂の作る料理は最高だねっ!」 憂「えへへ~ お姉ちゃんに言われると照れるなぁ~ あっのど乾いたでしょ?麦茶飲む?」 唯「うん お願い」 憂「はいっどうぞ」 唯「・・・憂 これなに?」 憂「なにって麦茶だよ?」 麦茶「・・・」 369 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/14(月) 02 23 37.33 ID Jh2ozo/PO 唯「って明らかに人でしょうが!人間だよ!んもぅ~憂いは大事なところでドジ踏んじゃうんだからぁ」 麦茶「・・・」 憂「えへっ ごめんね?」 麦茶「かっかわいいっ・・・!」ムクッ 唯「あれれー?今麦茶が喋ったよ~?」 憂「お姉ちゃん 人間だって!」 唯「いつまで人の家のリビングのテーブルで横になってるつもりなんだ」 麦茶「・・・」 憂「きっと疲れてるんだよ そっとしておいてあげよう」 唯「一応110番したほうがいいよね?知らない人が家に忍び込んでるんじゃ怖いし 法律的にも違反だよね」 憂「いつもまったりなお姉ちゃんでもそれぐらいは理解してるんだね」 唯「当たり前だよ憂 大事な妹を守るために色々勉強したんだから」 憂「お姉ちゃんったら・・・///」 麦茶「・・・」 373 :天倉澪 ◆ER64J6XKva5u :2009/09/14(月) 03 25 55.26 ID Jh2ozo/PO 麦茶「あのぉ 僕帰ってもいいですか?仕事あるんで」 憂「どうぞどうぞ でも警察には報告させてもらいますね」 唯「ふほうしんにゅう!」 憂「お姉ちゃん それ長すぎるから 4文字でまともて」 唯「ふにゅう!」 憂「微妙だけどまぁいいや とりあえず110番っと」 麦茶「ちょっとまてまて 俺は別に怪しいものじゃねぇよ」 憂「でも明らかに不法侵入ですよね?ちゃんとインターホン押すかドアノックぐらいはしてくれないと」 麦茶「俺はただある人からの情報でここに琴吹紬がいると聞いて参上したのだ 」 憂「じゃ110番ということで」 麦茶「ちょまてって!それだけは勘弁な お願い何でもしますから」 唯「んじゃあ雑用係だね 掃除洗濯買い物なんでもやってもらうよ」 麦茶「はい」
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カールスラント奪還のための作戦は問題もなく終了した。 単独で現れた人型ネウロイ…俺が戦闘不能になってからは他のネウロイを出すどころか完全に巣は沈黙。 予定通り’クリフォト’が自爆を仕掛け、これを消滅させる。オペレーションマルスに続いた人類の大勝利に人々は喜びを露わにしていた。 バルクホルン、ハルトマン、ミーナも悲願の母国奪還を果たしたが…その嬉しさと同等かそれ以上に懸念すべき事項が新たにあがってしまった。 先日の戦った人型ネウロイ、コアを破壊し体の表層部が剥がれ中から現れた人。 彼の身柄は奪還したカールスラント本国…というわけではなく、昨日今日で復興等不可能なため現在カールスラント政府が本拠地を置いている場所の医療収容施設が預っている。 未だに意識は戻っていないらしい…過去にもネウロイと同化?に近いことをした人物の例はなく意識が回復するかどうかすら怪しいところなのだ。 身体は生きている、しかしネウロイに洗脳されているかもしれないし、確認できていない他の異常があるかもしれない。 それらの可能性を考慮した結果、隔離された医療施設に監視つきの収容となっている。 バルクホルン(大丈夫さ…あいつはそんなに簡単に死ぬ奴じゃない) 誰にでもなく自分に言い聞かせて部屋を出る。いつもならだらしない相方を無理矢理にでも起こすところだが折角の休暇だ、昨日は疲れただろうし今日はこのまま放っておいてやるか。 そうだ、今日はクリスの見舞いにでも行こうか!。 もう聞いているかもしれないけれど、随分心配をかけたようだし報告に行くべきだな、うむ! ―司令室― バルクホルン「ミーナはいるか?」 ミーナ「どうしたのトゥルーデ?こんな朝早くから」 バルクホルン「今日は非番だが一応な。クリスの見舞いに行ってくる、現地の車とヘリの貸し出しと使用許可をくれ」 ミーナ「もちろん構わないわ。いってらっしゃい」 バルクホルン「助かる」 扉に手をかけて退出しようとしたところで背後から声がかかる。 ミーナ「俺さんの事はなるようにしかならないわ。今は待つしかないの、気持ちはわかるけどもう少し落ち着きなさい」 もしもの事態を怖がって焦っているのはお見通しらしい。伊達に何年も一緒に戦ってきてはいない。 バルクホルン「……そうだな。うん、そうだ…」 その通りだ、今ここで私が悩んでも信じて待つぐらいしかできることはない。 ひとまず、ブリタニアまで行ってこよう。 ブリタニア・クリス病室- バルクホルン「クリス…起きてるか?」 クリス「あ、お姉ちゃん!」 ネウロイの本国侵攻の際に逃げ遅れて怪我を負い、瘴気に晒されて長い間意識不明だった私の妹も少し前から回復しだしていた。 丁度自暴自棄になっていた時期に宮藤達との一幕があった頃だったか。 そんなクリスもそろそろ療養期間を終え退院できる日も近いらしい。 クリス「お姉ちゃん聞いたよ!カールスラント取り戻せたんだって!」 バルクホルン「ああ、もう復興の計画も始まっている。家に戻れる日はそう遠くないはずさ」 以前私が持ってきた花は少しだけ萎れていたので、花瓶の水を新しく変え今日持ってきた花と差し替えているとクリスが何やらこっちをジーっと見つめてる…。 な、何だ…私は何かやってしまったのか!? クリス「お姉ちゃん…どうしたの?」 バルクホルン「えっ?」 クリス「なんだか元気ないね」 501の奴らだけでなくクリスにも気づかれるなんて…そんなに私は顔に出やすいのだろうか?って、同じ事ほんの少し前にも思ったような気がしないでもない…。 クリスもなかなか強引で聡い子だ、誤魔化しは効かないだろう。 バルクホルン「なんだ…その…な。………………俺が生きてたんだ」 クリス「俺って………………あの俺さん!?!?」 何も言わない私を見てクリスは肯定と受け取ったらしい。 以前クリスが目覚めた時には一日中それまでの経過を話していた。もちろん俺のことも含めて。 幼馴染で小さい頃に相手してもらっていたから酷く悲しんでいたものだが…。 クリス「そっかぁよかった…」グスッ よほど嬉しかったのか目に涙を溜めながら、しかし自然と笑顔になっていた。 クリス「それでおにいちゃ…俺さんは今どこにいるの?」 もともと話すつもりだった。先日の作戦のこと。敵のこと。彼が現れたこと。 一度失った大切な…大切だった人。やっと自分の中で…国を取り戻したことで区切りをつけようと、つけたはずだったのに…。 彼は約束通りにまた目の前に来てくれた。 でも―――――――――――――――― バルクホルン「ま、また……グス…あいつがいなくなってしまうんじゃないかって……!!」 話したことで堰を切ったように涙が出てきた。凄く嬉しいことだというのは間違いない。また俺と話ができるかもしれない、また一緒に過ごせるかもしれない。 しかしそれ以上にまた失ってしまうという可能性のほうが頭を埋め尽くしていた。 怖いのだ、万が一の事態が。 クリス「泣かないでお姉ちゃん……」 二人の昔をよくわかっているクリスはただ静かに側に座っている姉の手を握っていた。 ――――――――――――――妹の前で大泣きしてしまう私は姉失格かもしれないな。
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正月アンナ シークレットレア 必要魔力 20 遠距離 変更前→ 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 7072 4709 11781 8000 誕生日 7月6日 身長 2頭身〜4頭身 体重 お姉ちゃんより少し軽いの 3サイズ スキル 正月の悪戯効果 敵に大きなダメージを与える。味方に正月フェリスがいると続けて援護攻撃を行う 親愛度 コメント 低 明けましておめでとうなの…今年も一年、よろしくなの…お正月はお姉ちゃんのためにオセチを作ったり、お姉ちゃんのためにオゾウニを作るの…って、全部お姉ちゃんのためなの…今年もお姉ちゃんに振り回される年になりそうなの… 中 お正月はのんびり過ごすのが一番なの…だけど、ちょっと退屈なの…そうなの。一緒に羽子板でもやろうなの…ハネを落としちゃったら顔にスミを塗るの…シューッ…!スミから謎の煙が出てるのはご愛嬌なの… 高 羽子板の他にもリアル素材を使った福笑いに、罰ゲームが書かれたカルタがあるの…えっ。どれもやらなくていいから、ゆっくりしていたいの…?キミがそういうなら、おとなしくしてお正月を過ごすの… 嫁 二人でコタツに入ってミカンを食べながらまったりするなんて、熟年夫婦の領域に達してるの…ずっと二人っきりで幸せなの…って、思ったけど、悲しい目をしたお姉ちゃんがこっちを見ているの…コブ付きのアンナだけど、これからもよろしくなの… 親愛度 セリフ 低 明けましておめでとうなの…今年も冒険を頑張るの… お正月だからって、はしゃぎすぎないの…贅沢は敵なの… 椿模様の振袖なの…アンナにぴったりのお花なの… お姉ちゃんから、お年玉を回収しないとなの… 中 凧ってどこまで上がるの…?お姉ちゃんを括り付けて、実験するの… ヒツジさんの耳当て、とっても温かなの…メー…なの… お姉ちゃん、羽子板が下手過ぎるの…顔が真っ黒で誰だか分からないの… 今年はどんな実験をしようかなの… 高 アンナはいろいろ忙しいの…一緒にいられる時間は貴重なの… オセチから酸っぱい匂いがするの…お姉ちゃんに処分してもらうの… 寒いと思ったら雪が降ってたの…寄り添って暖をとるの…ピタッ… 今年はミステリーショップでヒツジのお肉を扱ってみようかな…なの… 嫁 キミへのアンナの愛の灯は燃え続けてるの… キミが可愛いって言ってくれたから、振袖はずーっと着てるの… アンナをオヨメさんにもらうと…もれなくダメな姉がついてくるの… 今日は一段と冷えるの…ギューッてしてほしいの… スキンシップ後 朝 おはようなの…新しい年賀状が届いてるかチェックするの… 夜 おやすみなの…アンナにちゅーをするといい夢が見れるの… なでなで 今年もキミのなでなでに癒されるの… その他 誕生日 誕生日のお祝い、ありがとうなの…お姉ちゃんにはナイショで、アンナのケーキは大きめに切ってなの… 親愛度高コメント 羽子板の他にもリアル素材を使った福笑いに、罰ゲームが書かれたカルタがあるの…えっ。どれもやらなくていいから、ゆっくりしていたいの…?キミがそういうなら、おとなしくしてお正月を過ごすの… -- 瑠璃 (2015-02-17 20 06 16) 親愛度高台詞 アンナはいろいろ忙しいの…一緒にいられる時間は貴重なの…/オセチから酸っぱい匂いがするの…お姉ちゃんに処分してもらうの…/寒いと思ったら雪が降ってたの…寄り添って暖をとるの…ピタッ…/今年はミステリーショップでヒツジのお肉を扱ってみようかな…なの… -- 瑠璃 (2015-02-17 20 08 55) 名前 コメント
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「桃ちゃん、何考え込んでるの?」 「え、い、いやだなぁ~別に考え事なんてしてないよ。夜景に見入っていただけだって」 千聖に声をかけられるまで気付かなかったが、私はどうやら過去のことをじっくりと思い出していたらしい。 顔を自分から近づけてきて、千聖は難しい顔で私の顔を覗きこんでくる。 「ふぅん。夜景を見てたわりにはぼぉ~っとしてたけどね」 「ちょっと、あんたこそ私が可愛いからって見惚れてるんじゃない。夜景をみてないのはあんたもでしょ」 「自分でよくそこまで言い切れるね、桃ちゃん。僕の前だからいいけど、他のメンバーの前だと笑われるよ」 今度は口の端を吊り上げ、如何にも悪だくみをしている顔で「笑われるよ」ときたものだ。 ガツンと言ってやらねば、こういう生意気な子供はどんどん凶悪になるばかりだ。 舞美の教育が甘いからこうなるのだから、本人よりも教育係を注意してあげなくてはなるまい。 まぁ、舞美が甘くなるのはやんちゃな面も含めて好きだからということなのだろうか。 だとしても、野放ししすぎな気がする。 「あんた、最近はわりかし女の子っぽくなってきたから大人しくなったかと思ったけど、違うんだね。やっぱり生意気」 「あれは注意しないと僕は元が男だからすぐに地が出ちゃうと思ってさ。だから、最近は女の子っぽくしてるんだ」 「へぇ~じゃあ、その化けの皮を剥がしてやるから。お正月のハロプロコンサートは覚えておきなさい」 「僕、頭悪いからすぐに忘れちゃうけどねぇ~ぎゃははは」 コンサートまでの日はもうそんなに長くない。 お正月なんてあっという間にやってきて、あれよあれよという間に私たちは春のコンサートの準備に追われる。 彼の卒業コンサートもそんな形でやってきた。 コンサート会場のあちらこちらから「舞波」コールが止まずにいたのを今でもはっきりと覚えている。 あれからもう三年も経つのか、と月日の流れをしみじみと感じてしまう。 メンバーに次のコンサートで『石村舞波の卒業』が発表されたのは、コンサートへ向けてのリハーサルが開始された頃だった。 「舞波、どうして何も言ってくれなかったの? 私にはそういう大事なことは教えてくれるって信じていたのに」 「ごめん。桃子に言ったら、他のメンバーの子にも知られちゃうかなって怖かったんだ」 「もぉ~そんなことないんだから。おうじさまなんだから、もっとおひめさまを大事にしてよ」 「そうふくれないでよ。僕だって卒業は辛いんだ」 舞波が勉強好きでそっちに専念したい気持ちはよくわかっていたつもりだ。 舞波は千聖と違って、子供特有の無邪気さがあまりない大人びた男の子だった。 好きな教科は算数と言い切るだけあって、何事も理屈で考えなければ行動できない面があった。 とあるダンスレッスンの最中、彼がダンスの覚えの悪さから先生に注意を受けたことがある。 その時、「頭で考えるな。体で覚えなさい。ダンスしないなら他の子の邪魔よ」とまで厳しい声をかけられている。 ダンスの覚えの悪さなら私だってよくはないはずなのに、舞波はとにかく何でも頭に詰め込まないと納得が出来なかった。 「ドンマイ!! 私も覚えるのが悪くって苦労してる身だからわかるよ」 レッスンの合間に休憩になり、私は注意を受ける彼のもとへ直行した。 彼は苦笑いをして、「ありがとう。桃子は誰よりも努力家だから平気だよ」と逆に私を励ましてくれた。 本来は自分が一番辛いはずなのに、そんなこと口にもしないで耐えている強い人だ。 彼の不器用さに惹かれていく私には、これが悲しい結末の恋の始まりだとは気付かなかった。 ←前のページ 次のページ→
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前へ それからしばらくの間、私は千聖と2人でスケートを楽しんだ。つきっきり指導の賜物か、よろよろ滑るのが精一杯だった私も、どうにかフツウぐらいの速度を出せるようになってきた。 そういえば、こんなふうに誰かと外でガッツリ遊ぶのって、結構久しぶりだ。平日は学校と寮と往復で終わってしまうし、休みの日も、出かけるとしてもせいぜい駅ビル。 遅くなると千聖のところに行けなくなるし、最低限の買い物をしたらすぐに出ちゃう。 考えてみたら、大好きな寮のみんなと、大好きな千聖がそばにいるから、お屋敷と寮の敷地外にでる理由ってほとんどないのかもしれない。 「舞、だいぶ上達したわね。うらやましいわ、舞は何でも飲み込みが早いのね」 「ふふん。でも、千聖だって基礎能力がすっごい高いことたくさんあるじゃん。運動とか。勉強もさ、できないって思ってるだけで、地頭はいいんだから。もったいないよ」 「あら。今日の舞は優しいのね。いつもは千聖のこと、ばーかばーかって言うくせに。ウフフ」 あぁ、もう可愛いったら!とても年上になんて見えないその笑顔に、つられて私もにやにやしてしまった。何となく目が合って、はにかんで微笑みあう。何これ、超いいムード。 「ねえ、ちさ・・・」 「おーい、舞!千聖お嬢様―!!遅くなってごめんねー!」 ――お姉ちゃん、空気読んでつかあさい。 舞美ちゃんは、スケート靴のまま器用に走り寄ってきた。汗を乾かしていたはずなのに、さっそくもう白いおでこに水滴が滲んできている。 「ごめんごめん、休憩所にクラスの友達が何人かで来てて、何か話し込んじゃった」 「あら、素敵な偶然ですね」 「ここ、駅からも学校からも近いですから。まだ会ってないだけで、他にも知り合いの子とかいたりして」 ももちゃんやすぎゃさんがいたら面白いのに、何て言いながら千聖は微笑む。・・・・いけないいけない、ガキじゃないんだから、くだらない嫉妬心は抑えないと。 千聖に仲良しさんがいるのはいいことじゃないか。 「・・・それはそうと、そろそろお昼にしませんか?私さっきからお腹の虫が鳴いて鳴いて」 そう言ってお姉ちゃんが軽くおなかを撫でると、タイミングよくグーッとおマヌケな音が漏れた。つられるように、私と千聖のおなかもキュルキュルと音を立てる。 「あはっ、意見が合ったみたいだね。よーし、もうすぐ休憩所が混んできちゃう時間だから、急ごう!」 舞美ちゃんは私と千聖の真ん中に分け入って、二人の肩をガシッと抱いた。 「・・・ラグビーじゃないんだから」 そのままのっしのっしと人を掻き分け休憩所に行くと、運良く4人席が空いていた。手早く椅子に座って、無事確保完了。 「ここにしよう!お嬢様、よろしいですか?」 「ええ、もちろん。でも、ちょっと待っててね、私、荷物を取りに行って来るわ」 「ちょっとー、お昼の後でもいいじゃん。ちさ・・・」 「まあまあ、いいじゃないか。お嬢様はきっとすぐ戻るよ。私とここで待ってよう」 相変わらずご機嫌なおねえちゃんは、また無意味にデジカメを取り出して、飽きもせず私の顔を撮影する。 「ふっふっふ」 「もう、何だよー」 「だって今日の舞、本当に嬉しそう。お嬢様とデートできるの、楽しみにしてたもんね」 ちっちゃい子をあやすようにほっぺをつつかれる。 千聖といる時の私のキャラ崩壊っぷりはみんなにネタにされちゃうぐらいひどいから、こんな風にからかわれるのはよくあることだけど、改めてしみじみ言われるとさすがに恥ずかしい。 「別に、千聖とはいつでも一緒だし。今日だけ特別楽しみってことはないけど」 はい、嘘。だけど私は強がる事でワンクッション置かないと、なかなか素直に話ができない。 「またまたそんなこと言ってー。・・・・・私ね、舞」 ふいに、お姉ちゃんは声のトーンを落とした。ちょっと真面目に話したいときの、お姉ちゃんの癖。私もつられて背筋が伸びる。 「私、舞とお嬢様が仲良くしてるの見るの、すっごく好きなの。お互いに大好きだーって気持ちをぶつけ合ってるみたいで、素敵な関係だと思う。」 「うん」 「だからね、ほら、去年・・・・舞とお嬢様の仲ががこじれちゃったことがあったでしょ。何か、すっごく怖かったの」 あー。そんなこともあったっけね。 私は久しぶりに、にっくき新聞部(元)部長の顔を頭に思い浮かべた。ここんとこずっと平和だったから、そんな人のことなんてもうすっかり忘れていたけど、 改めてあの事件について考えてみると、ムカムカが蘇ってくる。 大体、私結局あの人に直接謝ってもらってないんだけど!なんなの! 「・・・でもね、あのことがあってから、舞もお嬢様も成長したなって思うんだ。」 「成長・・・」 「うまく言えないけど、前よりも自立した上でラブラブっていうか。そんな2人を間近で見る権利を独占できて、今日の私は幸せだよ!とかいってw」 「うん」 私は黙ってお姉ちゃんに抱きついた。普段はある意味私よりずっと頼りないところもあるのに、こうしてちゃんと私と千聖のことを見ていてくれて、本当に嬉しい。 「・・・アリガト」 小声でつぶやくと、お姉ちゃんは黙って頭を撫でてくれた。こういう時からかったりしてこないから、お姉ちゃんには遠慮なく甘えられる。 「まだまだ今日は楽しもうね、舞。笑顔の写真いっぱい撮らせてね!」 「でも、一応言っておくけど、今日はあくまでも私と千聖のデートなんだからね。千聖と必要以上にイチャイチャしないでよ、絶対!」 「あら、なんのお話?千聖がどうしたのかしら」 嫉妬の鬼、萩原舞。とりあえず念のためお姉ちゃんに釘をさしていると、早足で千聖が戻ってきた。 「えーん、お嬢様ー。舞がいじめるんですよー」 「まあ、舞ったら。罰として、お昼ご飯はおあずけにしようかしら。ウフフ」 千聖はそう言って、ピンクの巾着袋をテーブルの上に置いた。中から取り出されたのは、小さな1段式のお重箱。 ふたを開けると、いろんなパンで作ったサンドイッチがぎっしり詰まっていた。 「「えーっ!」」 お姉ちゃんと私、声を合わせてびっくりしてしまった。確かに今日はちょっとバッグが大きいなとは思ってたけど・・・ 「これ、作ってきたの?」 「ええ。私、今日のお出かけがあまりにも楽しみで、朝早く目が覚めてしまったの。それで、お弁当を用意しようかと思って。 栞菜も起きてくれたから、2人でえりかさんのお部屋に行って、いろいろ教えていただきながら作ったのよ。 たしか、なっきぃの予定表では、お弁当はスケート場の売店で買うことになっていたけれど、このぐらいの予定変更なら大丈夫よね?」 「当たり前ですよっお嬢様!もしなっきぃが文句でも言ったら、その時は私がヘッドロックでもかけて仕留めますから!」 ――お姉ちゃん、知らないの?それはなっきぃにとってはご褒美なんだよ。 「ウフフ、それは安心ね。では、どうぞ召し上がって。舞、どれが食べたいかしら?舞?」 「んーん」 どうしよう、千聖の顔をまともに見えない。黙って口を閉じてないと、本当に顔がありえないくらい弛緩してしまいそうだった。あーヤバイ、超嬉しいんですけど。 千聖は私とは正反対で、ちっちゃなことでもすぐ笑顔になってくれるから、実際私とのデートをどのくらい楽しみにしていたのか、正直あんまりよくわからなかった。 だけど、今日1日を楽しいものにするために、こんなにいっぱいお弁当作ってくれて。重かっただろうに、何でもないような顔してお屋敷から持ち歩いてくれて。 楽しみにしてくれていた気持ちを推し測っていた自分が、ちょっと恥ずかしい。 「舞?」 「・・・これ、食べさせて」 だから、今は思いっきり甘えさせてもらうことにした。ツナとトマトのサンドイッチを千聖に手渡して、大きく口を開けてみせる。 「あら、舞ったら甘えんぼうね」 私たちが食べさせあいっこをしてる横で、舞美ちゃんも嬉しそうにパンを口に運んでいる。 「おいしい?」 「はい、とってもおいしいです!特にこの、フランスパンにハムとチーズが挟まってるやつ!もうおいしすぎてさっきからこればっかり食べてます!」 「ちょっと、お姉ちゃん!舞まだそれ食べてない!残しといてよねっ」 お姉ちゃんの言うとおり、お世辞抜きに千聖の作ったサンドイッチは美味しかった。もちろんえりかちゃん監修というのも大きいだろうけど、千聖は大雑把な性格の割りに、案外料理が上手い。 次々に手が伸びて、あっという間に残り3つとなってしまった。 ――ああ、超平和。超幸せ。このままゆったりまったりした雰囲気で、一日過ごせたらいいのに。 「お嬢様、舞、私最後にこれ食べたいんだけど、いいかな?」 舞美ちゃんは野菜サラダサンドを指差した。私はさっき千聖に食べさせてもらったから、いいよ、とうなずいた。 「あら、それは自信作なのよ。ウフフ、どうぞ。気に入っていただけてよかった。私はフルーツサンドが食べたいわ。舞、どうかしら?」 「うん、いいよ」 となると、私はこのローストビーフとレタスのやつか。・・・なんかこれ、よくわかんないけど、すっごく美味しそうなんだけど、禍々しいオーラが漂っている。 ほら、推理小説とかでよくあるじゃん。特に理由はないけど、嫌な予感がして手をつけなかった食べ物に、毒が盛られていた、とか。そういう感覚に近い気がする。このサンドイッチ・・・何? 「んー、やっぱりおいふぃー!」 「ウフフフ、それは、ゴマドレッシングとマヨネーズを和えて・・・」 2人が楽しそうに話している横で、私は難しい顔してサンドイッチとにらめっこ。 「舞、どうしたのー?食べないのー?おいしいのに、お嬢様サンド」 うぐぐ!普段はにぶちんなくせに、お姉ちゃんは静止状態の私にすぐ気がついてしまった。 「食べないなら私が・・・」 「待って!食べないなんて言ってないじゃん!」 依然食欲旺盛なご様子の舞美ちゃんの手から逃れるごとく、サンドイッチを上に掲げて回避する。そのまま口に運ぼうとする一歩手前、ふと思い立ってパンをめくってみる。 「うーわっ」 バジルソースか、西洋ワサビか。そこには緑色の液体で、“Chisato is mine forever big bust”とか書かれていた。 「あぁ、それは栞菜が作ったのよ。そういえば、できたら舞に食べてほしいって言ってたかしら。特別なおまじないをかけてあるとか」 「・・・あっそ」 ――危なかった、こんなもん何にも知らずに食べてたら、体内から侵食されるところだった。 「食べないの?」 相変わらずお姉ちゃんは、えさを前にした大型犬だ。とりあえず半分に割って、ビッグバストとか超ムカツクことが書いてある方を渡してあげた。 よし、これで私が請け負う呪いは半分だ。 「何がmineだ、こんにゃろ!舞のだよ!舞の!」 味は普通に美味しいところがまた腹立たしい。禍々しい呪術を噛み潰すつもりで、私はバリッと音を立たせながらサンドイッチを口に押し込んでいった。 次へ TOP